~月蝕歌劇団20周年記念公演第1弾~
1月13~17日に大塚萬スタジオに於いて月蝕歌劇団20周年記念公演第1弾「家畜人ヤプ-」が上演された。内容が内容な為(爆)、今回はSKiからの参加はありませんでした。
1967年ドイツ、ドイツ人クララと日本人麟一郎は婚約していた。乗馬に出た2人は墜落した巨大な飛行物体を探検、未来人ポ-リ-ンとドリスに遭遇する。番犬に噛まれた麟一郎は全身麻痺に陥る。未来人達は40世紀の大英宇宙帝国:イ-スの人間だという。イ-スでは、人間とは白人のことで、黒人は奴隷、黄色人種はヤプ-と呼ばれる家畜だと言う。優秀なヤプ-は用途に合わせ、ペットや乗物や家具やトイレに加工される。麟一郎を噛んだ犬もそうであった。第3次世界大戦で日本は滅び、今はヤプ-が住んでいるという。薬を求めて、2人は40世紀へ行く。麟一郎への愛を誓っていたクララだったが・・・。一方麻痺から治った麟一郎は家畜扱いに反発するが、去勢され次第に飼い馴らされて行く。イ-スの権力争いに巻き込まれる麟一郎、さらに麟一郎の勇ましさに魅せられたドリスは、交配させるため麟一郎の妹:百合枝を連れ去ろうとする。
今回はイースが女性上位の国という事でスギウラさんが女役で、木塚や真子しゃんが男役であった。そして近藤さんがいい味を出していた。愛場るびはサ-ビスカットもあった。女王陛下の大島も良く見ると大サービスだったようだ。また、κの歩美ちゃんも一部のお客さんには重要(笑)だったらしい。本公演では、おみくじの量が少なくて売り切れる回があったため、楽日には高取さんまで動員して大量に用意していたが、大量過ぎて結局売れ残ったようだ。
15・16日には詩劇ライブが行なわれ、黒色すみれ・近藤房太郎・PANTAがゲスト出演した。歌い終わった後に誘拐されたり、連行されたりと趣向を凝らしてあった。予告通り月蝕仮面も出演し、さらに5月公演のコマ-シャルもあった(笑)。
1月13日に、本公開に先駆けて公開ゲネプロが行われた。今回はエクリプス会員だけでなく、客演の役者側からの観覧者もいたようだ。先週公開稽古で見たシ-ンもセットや衣装でずいぶん変わって見える。
年が明けて間もない1月5日に阿佐ヶ谷ザムザ・ファクトリにてエクリプスの会のパ-ティ-が開かれた。今回は、SKi関係の客は半数を割っていた。また、公演直前ということもあり、稽古が一部見学できた。前半はお茶会。客のみ着席、役者たちは立ったままで参加だ。新年の乾杯の後、自己紹介・質問コ-ナ-等が行なわれた。
今回の参加者は、歩美ちゃん・大島・半澤・花井・山本・藤田・北村・木塚。木塚は劇団員じゃないけどと言いながらの参加だ。初めは進行役がいないため、歩美ちゃんが進める。途中から一ノ瀬・永井。言葉少ない劇団員+1の中で永井がよくしゃべる。稽古のみ参加するはずだったが早く着いたので混ざったそうだ。また高取氏よりおみくじを売るよう言われたそうで、新春特別価格\100にて販売され足りなくなるほど盛況であった。(単に用意数が少なかっただけとも言うが、あわてて追加した分は売れ残ったようだ)。
松宮に促され40分ほどでお茶会は終了。後半は公開稽古で、この日が新年の稽古初めであった。衝撃牙に麟一郎が噛まれてからグレンシア号が到着するまでのシ-ン、κの学校、百合枝誘拐の3シ-ンを公開した。百合枝誘拐はこの時はマッチVer.で行なわれたが、本編では懐中電灯になっていた。こちらの参加は、前半参加者の他、真子しゃん・美弥乃・安藤・井口・松井・うめ。パ-ティ-開始前から来ていた近藤さんは出演しなかった。