3月9日~14日に梅ヶ丘boxにて月蝕歌劇団実験公演「英雄伝説 馬賊矢吹丈」が再演されました。英雄とは所詮観念の産物であり、実際に生きている我々はそれを超えなければならないという作品。高取氏が学生時代に書いた本だそうで正にSex&Violence。今回は客演もなく狭い小屋でも比較的ゆっくり観られた(苦笑)。前回と同じキャストは一ノ瀬さんと保鳴美さん。また土日にはWキャストで森永理科も出演した。血糊や派手な殺陣は無いが、ロウソク踊り有り火噴き有りと月蝕らしさは出ていた。ジャイアントスイングも健在、半澤が回されていた。
作者殺しの演劇は難しいが、MCでは次回作紹介の際に「金色夜叉の逆襲」と言いかけて、高取英原作をあわてて加えたため、「こ(故)、高取英原作~」と殺していた。ジョ-&飛雄馬の本を誤って裏表紙を出したり、銃を落としたり、トランペットがサックスになったり、ストロボライトが故障したりといくつかのハプニングもあったが、それも苦にはならなかった。恒例となったおみくじでは、現金つかみ取りサ-ビスがあったとかなかったとか(笑)。\200で千円札持って行かれたら大赤字だね。
また日曜の夜には当たりの選択肢にロ-ルケ-キ(3個限定)もありました。「大正浪漫 懐かしロール」で、食べてみたら抹茶・珈琲・紅茶の三種だったようだ。物販ではパンフ、戯画集、台本の他、ポスタ-風パンフが売られていた。またカレンダ-はダンピングされていた。
土日には詩劇ライブも行なわれた。こちらも今回はゲストは無く、劇団員のみで行なわれた。劇の部分は「静かなる首領」の少年万間のシ-ンだけだった。ちなみにキャストは岡崎さんと歩美ちゃんはそのまま、少年万間に半澤、みよっちゃんに藤田、青山に花井だった。藤田は怒らせると怖いタイプかも・・。大島はライブのみの出演。一ノ瀬さんの新曲も披露された。今回劇団員のソロが多く、役者達も楽しんでいたそうだ。半澤はすっかりMC担当になったようだ。保鳴美さんが歌う「♪私は死んだのね~」はリアルだとの解説があった(笑)。残念ながら月蝕仮面は現れなかった。尚、8日夜・10日と14日の公演の前には、過去の作品のビデオ上映会も行なわれたが、平日の昼間ということもあり、客は少なかったようだ。