10月5〜10日にザムザ阿佐ヶ谷にて「新撰組in1944〜ナチス少年合唱団〜」が上演された。今回は木塚咲や三坂知絵子といったお馴染みの客演に加え、合沢萌・天正彩や工藤槙依、さらに
Marvel Yellから8人等を迎えてにぎやかな舞台となった。
突撃隊の力を過信し軍をも抑えようとするレームに手を焼いたナチス宣伝部長ゲッペルスは、その暗殺のためアイ・レ−ンに依頼し新撰組を呼び寄せる。銃の供給を代償にレ−ムを暗殺した新撰組だったが、ロマの少女カリンやユダヤの少年ハンスと親しくなった土方はア−リア人種以外を劣等民族とするナチスに反発し追われる身となる。近藤・沖田を失い薩長軍に追い詰められた北海道共和国の土方。薩長は吉田松陰の教え「朝鮮・支那・台湾・フィリピンを治め、米英に備えよ」に従い、後に大陸で行う弾圧はナチスのそれと変わらないものだった。アイ・レ−ンは両親を大日本帝国陸軍(東洋鬼)に殺害されていた。その悲劇を食い止めようとしていたのだった。逃げ延びた土方は薬売りの歳三に戻り薩長の要人を暗殺し、遂には北海道共和国が勝利する。
歩美ちゃんはちょうど明治維新を習ってるそうで、史実とごっちゃにならないか心配だ(笑)。どん槙依はハンスと親しい合唱団の少年ベックや酒場での踊り子を演じた。今回酒場での土方がワインを飲むシ−ンになぞらえ、コップワイン(\300)が販売され、担当の娘が注いでくれるとあってお神籤共々盛況でした。どん槙依によって「月蝕ワイン」と名付けられたようだ。お神籤は今回も凶が飴当たりだった(^^)。今回の戯画集でサインにaが足りなくて「知らんが」になってると突っ込まれた歩美ちゃん、誤字脱字満載の戯画集〜と売り文句にしていた(笑)。しかしくじ売りの時にお釣りの計算でフリーズする事があり、「数学は苦手だけど国語は得意です。」と言い訳?したらしい(^^)。