2月1~4日に下北沢本多劇場にて月蝕歌劇団「花と蛇」が上演された。戦後最大の衝撃を与えた団鬼六のSM文学ということで、かなり大人向けの内容となっていた。三坂が主人公:静子夫人を体当たりで熱演、ラストシ-ンは圧巻だった。11月のオ-ディションで選ばれた黄金崎ちひろも、普段と違う顔を見せていた。笹生は静子の結婚相手の連れ子、継母に反発していたのが助けに来てもらうと急にしおらしくなるのが豹変すぎるが、囚われの身を好演した、ぢゅる! 静ドン2に続く木塚の狂気ぶりも磨きがかかったよう。今回は保鳴美さんや一ノ瀬も含めて、すべて三坂に持っていかれた。
舞台が大きく客席の奥行きがある分、遠くで芝居が行われている感がある。そのため、先着10名ではあったが有料でオペラグラスの貸し出しも行われていた。本多劇場でもおみくじは健在。当たりには飴、大当たりには生写真が送られていた。今回初めて月蝕を観るお客さんが多く、いぶかしがられていたようだ(苦笑)。仁奈ちゃんは、初日と楽にお手伝い。入場時の客誘導や物販をしていた。マ-ベルからは土曜日の客誘導にゆかりんが、楽のおみくじ売り、アンケ-ト回収に麻衣ちゃんが活躍した。尚8月の紀伊国屋ホ-ルでの「寺山修司」にはPANTAさんも出演する予定だ。