9月18日から21日まで計6回、ラゾーナ川崎プラザソルにおいてHIROSE PROJECT LIVE vol.5『優しい魔法のとなえ方』の公演が行われました。ルカスマを始めとするヒロセプロジェクトの面々と、『アニー』出演経験者等を含む豪華なゲストやオーデション合格組合わせて35名が共演した青春演劇エンターテイメント。オープニングの見事なダンスシーンに続いて物語の開始。

　女子高生あんず(るかぴょん)と幼なじみ？の新米国語教師のヒロト(イキくん)、それを取り巻くあんずの妹？のなつめ(吉池愛ちゃん)と親友のくるみ、ヒロトの憧れ？の佐伯先生(竹森さん)や怪しい保健の先生？の古屋先生が絡む青春コメディ？(^^)　ちなみに、くるみの愛読書は遠藤真理子著「舞台我が人生」で、座右の銘は第三章の「チケットはノルマ以上売ってこそ！」らしい。それとは別にあんずの通う私立桜ノ道学園の落ちこぼれダンス部とカリスマ生徒会長新堂(藤田くん)率いる生徒会の闘い、更にその生徒会長一押しのダンスユニットSMaSH、そのリーダーのナナと少し変なファンのアイとの交流が描かれ、学園祭の日を迎える。結局、ダンス部と生徒会はナナの仲介で和解して、メインステージのラストはSMaSH・ダンス部・生徒会の共演となる。そしてアイは実は地下室で手首を切って自殺した生徒の幽霊だったが、ナナの気持ちが通じ無事昇天した。一方なつめとヒロトと古屋先生は実は地球外生命体で、特権階級のなつめが発した救難信号を受けて救助の為に地球に派遣されたのがヒロトと古屋先生であった。彼らはそれを隠すために関係する人々の記憶を操作していたのだった。地球を去るに当たって古屋先生が操作した記憶を元に戻したはずだったが、何故かあんずの記憶だけは元に戻らず、ヒロトからこの事実を知らされる。そして明日になればこの日そのものがなかった事になると言われ、あんずとヒロトの悲しい別れがやって来た。翌日になり、ヒロトもなつめもいない元の生活に戻ったのであった。

　るかぴょん以外のルカスマメンバーはダブルキャストのAチームとBチームに分かれ、さりかちゃんはAチームで、ダンス部顧問で胃痛持ちの佐伯先生に、既に物故している有名歌手のコンサートチケットをプレゼントして観に逝けといじめたり、生徒会に盛る一服を用意したりの怖い副部長役。智美ちゃんは同じくAチームのダンス部の怪談好きの会計役で、夢ちゃんはBチームの同じ役。美沙ちゃんはAチームのSMaSHの一員。まなちゃんはBチームのブチキレダンス部員すーさん役で会計の怪談(実はアイの事)を聞いてビビりまくり、トーコちゃんはAチームの同じ役で、こちらもブチキレ演技が光ってました。瑠偉くんはシングルキャストでダンス部のマスコットボーイ。お姉さん達に可愛がられていたが、ずっとS社製の携帯ゲーム機を離さなかった(^O^)。後半3回は大入り満員で、アニー関係等客席も豪華だったらしい。

　18〜20日は終演後にゲストとルカスマのトークコーナー＆ルカスマミニライブが行われた。トークコーナーは初日のるかぴょんが余りにも迷司会だったためか、翌日からスタッフとして来ていた舞香ねーさんが司会を担当(笑)。ミニライブは初日のみテストで智美ちゃんが欠席たったが、久々の『Faraway』を含め各回４曲づつを披露した。20日には『キミらしく☆』１曲だけだったが足のけがてスタッフとして参加していた杏奈ちゃんも登場し、熱烈な杏奈コールを受けていたようだ。それから、まなちゃんへの「なまちゃん」コールが定着したらしい(^O^)。ちなみにライブでルカスマの8人全員が揃ったのはこれが初めてらしい。ミニライブ終了後にはルカスマの物販も行われ、通常の色紙やツーショットチェキの他に『優しい魔法のとなえ方』グッズにもメンバーのサインがもらえた。最終日の終演後には恒例となった小道具のオークションが行われた。司会は舞香ねーさんで、集金係は杏奈ちゃん。最高値は演出の遠藤Ｐが使用した書き込み入り台本のだったらしい(^^;)。

　なお、2009年の4月頃に都内の小劇場で、所属タレント中心の小さなお芝居が行われるらしい。2009年の9月18日〜22日には「HIROSE PROJECT LIVE vol.6　『タイトル未定』」の上演が今回と同じラゾーナ川崎プラザソルにて行われる事が決定したそうだ。ルカスマ出演のライブは10月12・13日夜の『アイドルステーションVol36＆Vol38』(新宿村ライブ)と、10月25日の『Fantastic Fantasy vol.1 』(原宿アトロホール)らしい。また、るかぴょん演ずるあんずの初恋の人？ヒロトを演じ、息の合ったコンビだったイキカズマくんが11月14日〜16日の劇団ひとすじなわ公演『振り返れば、牛がいる。』(ウッディシアター中目黒)に出演するらしい。 以上、ライブ等の詳細と最新情報は、ヒロセプロジェクトの公式ホームページを参照して下さい