~初台で風に吹かれて#12~

ボブ・ディラン怒濤の来日公演リポート2
2010.5.28  19:00  初台The DOORS
(司会)マイク越谷・橋本美香 (出演)菅野ヘッケル、中川五郎、THE DUET
 
 5月28日に初台The DOORSにて「ボブ・ディラン怒濤の来日公演リポート2」が行われました。いきなり「私が橋本美香です」と挨拶するマイク越谷さんに、「え、ちがっ…」と慌てる美香ちゃん(^^;)。今回は24日に69才を迎えたボブディランの記念公演にもなるらしい。「いくつ違いますか?」と言いかけて、「言えませんよね」と振ってくる越谷さんにうつむく美香ちゃんでした(^^;)。

 まずはTHE DUEのステージに。今回も伊東正美さんがギターでサポートしてくれます。ディランの名古屋公演を観に行って、ひつまぶしを食べたとあみちゃん。初めて食べて、いろいろな味がおもしろいな~と感じたとか。実は翌日に名古屋公演が…と美香ちゃん。ライブなので食べられるかわからないけれど、空き時間出来たらいろいろと食べたいとのこと。今日のライブ直前に和久井光司さんから電話があって、和久井さんも名古屋に行くそうなので逢おうって話になったとか。この『初台で風に吹かれて』の次回公演に和久井光司さんも出演するので、セッションが楽しみのようだ。

 『さざ波』を披露して、グレートフル・デットのCDを初めて買ったのが高二の時だったと美香ちゃん。朝準備しながら聴いていたそうだ。デッドで最初に買ったアルバムで印象に残ってて、そればかり聴いていたらしい。「最初に聞いたのは車の中で、幼稚園の帰りに母の車で『チューリップの花』が流れていて、たぶんそれが初めて聞いた」とあみちゃん。話題のニュアンスが違って、「まさかチューリップの話になるとは…」と驚く美香ちゃん(^^;)。昔の記憶を思い出す時に音楽が一緒に浮かんで来るので、音楽って心に残るからすごいなぁと、改めて感心していました。

 続いては中川五郎さん。1960年代にディランを聴いて、影響を受けて自分でも歌いたいなぁと思ったので、原点の一つがディランとのこと。60年代に反戦の歌を歌っていて、社会の疑問を歌にしていたそうだ。今は60年代の曲を歌っている人は少ないけれど、そのスタイルは時代遅れとは思っていないので、これからももっと作っていきたいと五郎さん。今回も日本語で歌ってみたいと思って、今朝5時に起きて日本語の歌を作ったとか。「“THE DUET”はディランのメロディーを借りて自分たちの気持ちを歌っているけれど、僕は出来るだけ意味を日本語に移して歌えたらと思って元の歌詞を日本語にしている」と五郎さん。そのため字余りとか…。

 途中で「“THE DUET”の最年長メンバー」という伊東正美さんが登場。怪しい笑みを浮かべながら息を合わせます(^^;)。今週からお酒を止めることにしたと五郎さん。2ヶ月くらい浴びるように飲んでいて体をこわしたとか。「今週から?」と正美さんが突っ込むと、「今週だけ…???」と五郎さん(^^;)。「しらふの中川五郎さんに拍手を」と締める越谷さんでした(笑)。

 『ヘッケル菅野のディランレポート』では、ディランが描いた絵画展の風景などを上映します。画家としての一面もあって、2008年頃から個展が開かれているとのこと。今年もロンドンで開かれているそうだ。日本でも開かれると良いですねと越谷さん。美香ちゃんは?と振られて、イラストでうさぎの絵は書けるけど、後は人に見せられないとか(^^;)。「絵の才能はないので、絵画展の期待には応えられない」と美香ちゃんが言うと、すかさず「え~~~~~~」とお客さん(笑)。「僕の出番を取らないで下さい」と突っ込む越谷さんでした。

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