えりのあ与一福祉祭りvol.4
2011.7.2 道の駅・那須与一の郷
7月2日に道の駅・那須与一の郷にて『えりのあ与一福祉祭りvol.4』が行われました。「障がいある方たちに、音楽を楽しんでもらいたい」をコンセプトに始まったこのイベントも4回目になりました。昨年同様、第1部は障がいある子どもや障がい者の方々を無料ご招待してのコンサート、そして第2部は民話の会の口演と竹工芸の伝承として竹細工の実演に続いて、えりのあちゃんのチャリティーコンサートが行われました。
行商の籠を背負って登場するえりのあちゃん。このコンサートには地元の名産品のプレゼントも行われ、総合司会DJ.Keiさんと“栃木の方言師”こと嶋均三さんとのトークを交えて紹介していきます。まずは『さみしい時には』を披露。一番の詞は朗読して、ジーンとメッセージが伝わってきます。続けて障害者の子供が母親に対して「ありがとう」と言う気持ちを込めた『肩と肩をあわせて』を披露。明日どうなるかわからないから、今できることを精一杯したいとえりのあちゃん。しっとりとした雰囲気の中で、サポートメンバーを加えて『コーヒーブレイク』で息抜きを。「はぁ〜」とリラックスして、会場に笑顔が溢れます。
昨年からトラック協会との縁があって、デコトラの応援歌を作ったりと交流を深めているえりのあちゃん。東日本大震災の後では、運転手さん達が独自に水や食料を運んだり、支援にあたったりと行動力が凄いと感動しているとのこと。えりのあちゃんも福島出身で、自身も不安を感じているときに周りの方と声を掛け合って安心したと、『手をとりあって』を披露します。「人は支えて、支えられている」と、『アリガトウ』と『ありがとうがいっぱい』を続けて披露しました。
再びKeiさんと均三さんが登場して特産品の紹介をしていると、「逮捕する!」と警察官が入ってきて、確保される均三さん(^^;)。毎月3日は「3S運動」の日で、そのPRに栃木県警と太田市警の方が訪れました。「3S運動」とは、車の運転中にお年寄りを見かけたら[See]減速して[Slow]、危険を感じたら止まりましょう[STOP]という運動です。警察官の方を、「これはコスプレじゃなくて、本物の警察官だかんね」と注意するえりのあちゃん(笑)。マスコットの“るりちゃん”も登場して『3S運動の歌』をみんなで踊りました。さらにエコとちぎ2011のゆるキャラ“とちまるくん”も登場し『走れとちまるくん』を歌いながらとちまる体操をしました。そのまま『栃木のうめぇもん』で盛り上がりました。